テキスト定義

「テキスト定義」は、取扱説明書に記載する情報で、いわゆる「翻訳してはいけない文字(特定の訳語にしなければならない文字)」を効率的に運用するための制作支援機能です。

次の太字部分はメニューに表示される文字なので、一般的には言語ごとに決まった訳語が用意されています。

再起動するときは[ スタート ]メニューから[ 再起動 ]を選択します。

テキスト定義は、あらかじめ用意した訳語のデータベースを用いて、HTML Manual Forge がレスポンシブ HTML を生成する際に、意図した訳語に置き換える機能です。

テキスト定義が威力を発揮する場面

例えば、多言語の翻訳を必要とする取扱説明書で、製品の操作パネルに関する説明をしているときなど、操作パネルに表記されている文字と取扱説明書に記載している文字が異ならないよう、注意しなければなりません。しかし、これらを人力で担保するには大変な労力が掛かります。

HTML Forge は、この「製品に表記されている各国向けの文字(特定の訳語)」を外部ファイル(Excel ファイル)で管理することができます。レスポンシブ HTML を生成する際の条件を基に、特定の言語(地域)用の文字(テキスト)を Excel ファイルから抽出し、HTML 生成時に置き換えます。

テキスト置き換えのしくみ

あらかじめ、取扱説明書内に記載する「特定の訳語」のデータベースを Excel ファイルで用意しておきます。

テキスト定義ファイル

対してソースデータには、特定の訳語を挿入したい箇所に、Excel ファイルで定義した id を記述します。

再起動するときは[<span data-osd-id="002"> スタート </span>]メニューから[<span data-osd-id="003"> 再起動 </span>]を選択します。

上記のソースデータを使って、HTML Forge で HTML を生成する際の「言語設定」で「lang:en」を選択すると、Excel ファイルの定義に基づいて次のような記述に置き換えられた HTML を生成します。

再起動するときは[ Start ]メニューから[ Restart ]を選択します。

Point !

  • このしくみにより、翻訳済みのソースデータを用いて、意図した訳語に置き換えた HTML を生成することができます。また、特定の訳語をうっかり翻訳してしまった場合も、Excel ファイルの定義に基づいた強制的な置き換えを行うことで、正しいテキストに置き換えられます。